斉藤プレス

画像引用元:斉藤プレス公式HP（https://www.saito-press.co.jp/）

アルミの製品加工を中心とした専門技術に加え、顧客の製品を引き立てるための加工知識といった「技術価値」の提供を行っている斉藤プレス。こちらの記事では、アルミ素材の精密部品加工を専門とする同社を紹介しています。同社の特徴や設備、対応している加工の種類などをまとめていますので、参考にご覧ください。

斉藤プレスの特徴

アルミ精密部品の加工に特化

ボーリング加工をはじめとするアルミ精密部品の加工に特化している斉藤プレスでは、さまざまな生産設備を導入しています。

例えば、数ミクロン単位の公差管理に対応するという点を目的として、高精度な加工を可能にするマシニングセンタを導入。このことによって、精密部品の加工から試作部品の加工に至るまで、品質を担保しつつ迅速な加工を可能にしています。また、加工プログラムを作成するCAD/CAMについても新しいものを導入して、複雑な加工にも対応できるように体制を整えています。

その他、同社ではアルミ専用の刃物を使用して加工作業を行っています。それぞれの加工に合ったものを選別した上で部品の加工を行っていきます。

試作受注を得意分野とする

試作部品加工においては、実際に加工を行う担当者がクライアントと直接打ち合わせを行います。この点から、どのようなものを求められているのか細かいニュアンスまで把握することが可能に。さらに加工方法やコストについて直接相談する中で、必要に応じて設計変更の提案を行うケースもあります。

同社では小ロットの加工品を数多く対応している点から、長期間全ての加工機が占有されるという状況になることはほとんどありません。そのため、加工機のスケジュール調整に柔軟に対応できることが特長のひとつであり、クライアントの希望を考慮した、現実的な納期提案が可能となります。

またクライアントからの発注相談に対し、「見積もり」、「材料調達」、「設計〜加工」、「検品〜納品」まで一貫した生産体制で進めていきます。どの段階においても、担当者と連絡を取ることによって柔軟な調整が可能となります。

斉藤プレスの特徴まとめ

アルミ精密部品の加工を手がけている同社では、部品の加工精度を向上させるとともに、提供した製品を手にしたクライアントが満足するまでが重要と考えています。そのため図面寸法をクリアすることはもちろん、加工コスト・生産性を意識しながら、同社が定義する寸法制度や外観の仕上がりを重視しています。

「精密部品加工・小ロット生産・試作部品加工」が同社の主な特長ですが、加工後は加工担当者による検査を実施し、さらにその後に専任検査担当者による検査を行います。このように二重のチェック体制とすることによって、より良い品質の製品提供を行っています。

斉藤プレスの
ボーリング加工事例

公式HPで事例が見つかりませんでした。

斉藤プレスがその他に
対応している加工

• 穴あけや下穴処理などの前処理として用いられる「ドリル加工」
• ネジ穴の技術「タップ加工」
• 切削加工の基本技術「ミーリング加工」

斉藤プレスの設備

• 立体マシニングセンタ「ブラザー工業 / S1000X1」（1台）
• 立体マシニングセンタ「ブラザー工業 / R650Xd1」（1台）
• 立体マシニングセンタ「ブラザー工業 / R450X2」（2台）
• 立体マシニングセンタ「大阪機工 / VP400」（2台）
• 立体マシニングセンタ「大阪機工 / VM４Ⅲ」（1台）
• 立体マシニングセンタ「森精機 / NV4000 DCG」（2台）
• 立体マシニングセンタ「大阪機工 / VM５Ⅲ」（1台）
• ワイヤ放電加工機「sodick（ソディック）/ AQ325L」
• 画像寸法測定器「キーエンス / IM-8000」
• 三次元測定機「ミツトヨ / Crysta-PlusM443」

斉藤プレスの基本情報