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DMG森精機

こちらのページでは、マシニングセンタの開発・設計・製造・販売を手がけているDMG森精機を紹介しています。こちらの記事では、同社の特徴や設備などを調査してまとめていますので、マシニングセンタに関する情報を集めている方は、ぜひ参考にしてください。

DMG森精機とは

DMG森精機は、立形・横形・5軸・横中ぐりなど幅広いラインアップを展開する工作機械メーカーです。東京(江東区)と伊賀にショールーム(ソリューションセンタ)を設け、展示・デモやテスト加工、技術セミナーなどを行っています。

DMG森精機の特徴

マシニングセンタの開発・設計・製造・販売

立形(例:DMP/CMX V)、横形(例:NHX)、5軸(例:DMU)に加え、ボーリング加工に適した横中ぐりマシニングセンタ(KBTシリーズ)を掲載。自動車・航空宇宙・医療機器など多様な分野のニーズに合わせた構成が可能です。

周辺機器やデジタルソリューション(監視・計測・工程支援など)も併せて案内されており、工程設計から自動化まで横断的に検討できます。

国内・国外に拠点を展開し、展示や技術支援を実施

国内は東京グローバルヘッドクォータと伊賀グローバルソリューションセンタで常設展示・テスト加工・セミナーを実施。国内外のユーザー向けに技術相談の受け皿を整えています。

DMG森精機のモノづくりへのこだわり

「工程集約」が生み出す高精度ボーリング

DMG森精機は、旋削とミリングを一台でこなす「複合加工機」や「5軸加工機」の普及をリードしてきました。ワークを一度掴んだら最後まで放さない「ワンチャッキング加工」により、段取り替えによる位相ズレを排除。これにより、複数の穴位置関係や同軸度が極めて重要なボーリング加工において、人為的ミスを排除した安定した精度を実現しています。

デジタル技術による加工の「見える化」と補正

機械本体の剛性だけでなく、デジタル技術(DX)による精度維持にも注力しています。AIやセンシング技術を活用し、主軸の熱変位や工具の摩耗状況をリアルタイムで監視・補正。熟練工の勘に頼ることなく、常に最適な条件下で高品位な穴加工が行えるよう、ソフトウェア面からも製造現場を強力にサポートしています。

DMG森精機の
ボーリング加工事例

シリンダヘッドのロングボーリング(FC200)

DMG森精機の実績・事例1
画像引用元:DMG森精機(https://www.dmgmori.co.jp/theme/processing/id=1775)

加工方法:ミーリング(ボーリング)

被削材:FC200/500×300×100mm/約117kg

加工時間:1穴あたり約2分

使用機種:NHX 6300(主軸 8,000min-1/BBT50)

設備情報

DMG森精機ではさまざまなマシニングセンタを製造・販売しています。ここでは、同社の主な製品ラインナップを一例として紹介します。

立形マシニングセンタ

主軸を垂直にした構造で、多品種少量から量産まで用途に応じたモデルが提供されています。

DMP 70

DMP 70
画像引用元:DMG森精機(https://www.dmgmori.co.jp/products/machine/id=4366)

省スペース設計に高速主軸(オプション)やスケールフィードバックなどを備え、5軸仕様や自動化システムにも対応する量産寄りの立形モデルです。

量産部品の多数個取り治具を用いた連続ボーリング加工において、高い生産性と安定性を発揮します。

横形マシニングセンタ

横向き主軸により、治具化・多面加工・自動化と相性が良く、連続加工や量産工程で採用されることが多いタイプです。

NHX 4000 3rd Generation

NHX 4000 3rd Generation
画像引用元:DMG森精機(https://www.dmgmori.co.jp/products/machine/id=3469)

高剛性ベッドと主軸バリエーションを特徴とする横形のスタンダード機。自動化システムと組み合わせた連続運転にも対応します。

太径のボーリングバーを使用した重切削でも振動が発生しにくく、鋳物部品の荒加工から仕上げまでを高能率に行えます。

5軸マシニングセンタ

回転・傾斜軸を加えた同時5軸加工に対応。工程集約や段取り回数の低減を狙う用途で選定されています。

DMU 50 3rd Generation

DMU 50 3rd Generation
画像引用元:DMG森精機(https://www.dmgmori.co.jp/products/machine/id=1440)

コンパクトクラスの5軸モデル。加工エリアや傾斜角度の拡大、冷却機構の工夫などにより、幅広いワークへ対応します。

スイベル・ロータリーテーブルにより任意の角度からのアプローチが可能で、複雑な傾斜穴のボーリング加工を工程を変えずに高精度に仕上げます。

高精度・高速(微細領域)

微小径工具や高面品位を要する精密加工向けの高ダイナミクス機を展開しています。

HSC 20 linear

HSC 20 linear
画像引用元:DMG森精機(https://www.dmgmori.co.jp/products/machine/id=1496)

リニアドライブを採用した高速・高精密志向の5軸モデル。小型ワークの高品位加工に適した構成です。

バックラッシュのない駆動系により、象限突起などの食い込みがない、極めて滑らかな内径面品位をボーリング加工で実現します。

横中ぐりマシニングセンタ(ボーリング)

深穴や大物ワークでの中ぐりに適したタイプです。W軸繰出しや剛性構造など、用途に合わせた仕様が選べます。

KBT 11(シリーズ)

KBT 11
画像引用元:DMG森精機(横中ぐりカテゴリ内 https://www.dmgmori.co.jp/products/list/contents_type=27)

横中ぐりの代表的シリーズとして掲載。加工対象やサイズに応じてKBT 11/13/15などの番手が案内されています。

主軸自体が伸びるクイル主軸(W軸)を採用しているため、深穴のボーリング加工でも工具の突き出しを抑え、びびりのない高剛性な加工が可能です。

基本情報

会社名 DMG森精機株式会社
所在地 東京都江東区潮見2-3-23(東京グローバルヘッドクォータ)
電話番号 03-6758-5900(代)
URL https://www.dmgmori.co.jp

日本とドイツの技術を融合させた世界最大級の工作機械メーカーです。全世界に広がる拠点網を活かし、部品の迅速な供給や24時間365日のサポート体制を構築(※契約内容による)。最先端の加工技術と手厚い保守サービスの両面で、世界のモノづくりを支えるリーディングカンパニーです。

【加工部品別】ボーリング加工会社3選

製造部品に応じた精度要求にしっかり応えられる、信頼性の高い技術や実績を持ったボーリング加工会社を選ぶことは、再検査・差戻しの工数を考慮すると、トータルコストの削減に繋がります。ここでは「治具ベース・鋳物」「大物部品」「アルミ加工部品」と用途が異なる部品分類に着目し、信頼できるおすすめの加工会社を厳選紹介します。

治具ベース・鋳物加工なら
新川製作所
新川製作所
引用元:新川製作所
(https://www.shinkawa-ss.jp/)
おすすめの理由
  • YASDAのマシニングセンタを駆使したボーリングで、複雑形状の治具ベース加工や技術力が必要となる鋳物加工にも対応。
  • 専任加工エンジニアが、条件設定、製造・加工、測定まで一気通貫で対応し、治具の品質を担保。
主な設備 5軸+5P マシニングセンタ[YASDA]YBM 8T-63TT
架台やプレートなど
大物部品なら
北條製作所
北條製作所
引用元:北條製作所
(https://hojo-s.co.jp/)
おすすめの理由
  • ボーリング加工・大物部品加工の専業メーカーで100年以上の実績(※1)があり、信頼性が高い品質保証体制を構築。
  • 希少な最大加工面積高さ1350×幅2500×長さ5000mmに対応。監視カメラで24時間加工を実現。
主な設備 5面加工門形 マシニングセンタ[オークマ]MCR-A5C
アルミ加工部品なら
HILLTOP
HILLTOP
引用元:HILLTOP
(https://hilltop21.co.jp/)
おすすめの理由
  • 長年研鑽されてきた職人技術や加工ノウハウをデータベース化し、未経験でも完成度の高いアルミ加工ができる仕組みを構築。
  • 「HILLTOP SYSTEM」による独自のオートメーション生産で、アルミ加工の多品種・短納期を実現
主な設備 5軸マシニングセンタ[松浦機械]MAM72-63V

(※1)参照元:北條製作所( https://hojo-s.co.jp/about/)※2024年10月調査時点