
野村鍍金株式会社(のむらめっき)は、長尺ロール・シリンダーの内径ボーリング加工や表面処理、精密加工を手掛ける企業です。特に高精度特殊内径ボーリング装置を活用した加工を行っています。
本記事では、同社の特徴や加工事例、対応している加工内容などについて解説します。
外径だけではなく、内径の精度も産業機械で使用されるロールやシリンダーの品質に影響を与える要素のひとつです。
野村鍍金では、従来のカウンター方式のボーリング加工ではなく、リニアモーター制御の高精度特殊内径ボーリング装置を活用することで、中央部で段差が生じやすい従来方式とは異なり、内径仕上げの精度を意識した加工に取り組んでいます。
内径φ1,300mm・面長11,000mmまでの大型ワークにも対応でき、重量25tまでの加工実績があります。過去には円筒度50μmの高精度ボーリング加工も行っており、要求水準の高い用途にも応えています。
生産ラインが稼働している最中にロールの欠けやめっきの剥がれが発生した場合、迅速な対応が求められます。そこで野村鍍金では、現地で補修が行える体制を整え、万が一のトラブルにもすぐに対応できるようにしています。
特に、取り外しが難しい大型ロールの場合でも、筆めっきによる表面処理を現場で実施できる点が特徴のひとつです。機械部品を装置から外さずに補修できるため、ライン停止時間を短縮したい場合や、ロールの取り外し作業が困難な場合にも役立ちます。
また、部分的な補修にも対応できるため、問題が発生している箇所のみを対象に補修作業を行うこともできます。
大阪の本社のほか、福山・鹿沼・神戸三田の各拠点に多様な加工設備を備えています。高精度加工が求められるロール類を扱うことから、機械加工・組立に対応した恒温室工場棟を備えた工場もあるほか、超精密円筒研削盤なども導入済みです。
福山工場・鹿沼工場では小型から大型までのロール製作に対応しており、加工から表面処理、組立まで一連の工程に対応しています。
産業機械分野だけではなく、航空宇宙や先端科学の分野でも加工技術を応用した取り組みを行っています。大型科学実験用設備の開発やCFRP材やニオブ材などの難めっき材への表面処理にも挑戦するなど、よりよい加工技術を求めて工夫を重ねている会社です。
新しい素材に適した加工や表面処理に関する相談にも応じています。
高精度特殊内径ボーリングを中心に、長尺ロール加工・精密研削・表面処理までを一貫して扱う体制を整えています。加工精度の追求に加えて現場補修や品質管理にも取り組み、製紙・フィルム・建機分野など複数の業界からの依頼に対応しています。
用途に応じた加工や表面処理に関する問い合わせにも対応しています。
| 会社名 | 株式会社野村鍍金 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市西淀川区姫島5-12-20 |
| 電話番号 | 06-6471-0966 |
| URL | https://www.nomuramekki.com/、https://www.nomuraplating.com/ |
製造部品に応じた精度要求にしっかり応えられる、信頼性の高い技術や実績を持ったボーリング加工会社を選ぶことは、再検査・差戻しの工数を考慮すると、トータルコストの削減に繋がります。ここでは「治具ベース・鋳物」「大物部品」「アルミ加工部品」と用途が異なる部品分類に着目し、信頼できるおすすめの加工会社を厳選紹介します。
| 主な設備 | 5軸+5P マシニングセンタ[YASDA]YBM 8T-63TT |
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| 主な設備 | 5面加工門形 マシニングセンタ[オークマ]MCR-A5C |
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| 主な設備 | 5軸マシニングセンタ[松浦機械]MAM72-63V |
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(※1)参照元:北條製作所( https://hojo-s.co.jp/about/)※2024年10月調査時点